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飲食店の集客にグルメサイトを利用したい方に向けて、グルメサイトの選び方をご紹介する記事です。料金、プラン、予約ポイントといった観点から5つのグルメサイトを比較していきます。

「自分の店舗に合ったグルメサイトを選びたい」という方は必見です!

 

飲食店の集客に利用したいグルメサイト5選を比較!

まずは主なグルメサイトの違いを表にまとめました。それぞれのサイトの特徴については詳しく後述します。

グルメサイト 月間利用者数 登録店舗数 主な利用者層 有料プランの料金
(税抜き)
食べログ 約1億1,580人 約82万店 幅広い年代 ¥10,000〜100,000
※ネット予約は
従量課金制
ぐるなび 約4,100万人 約50万店 30〜50代 ¥10,000〜¥30,000
※ネット予約は
従量課金制
ホットペッパーグルメ 約5,200万人 10万店以上 20〜30代女性 要問い合わせ
PayPayグルメ 2万店以上 ファミリー層 成果報酬制
Retty 約4,800万人 約80万店 20〜40代 要問い合わせ
※2022年4月時の情報を表示しています。最新データとはズレが生じる可能性があることはご了承ください。

1、ホットペッパーグルメ

株式会社リクルートが運営するグルメサイトです。
ホットペッパービューティー、じゃらんなどの関連サービスがあり、会員数も多いのが特徴です。

無料のクーポンマガジン「ホットペッパー」のWeb版なので、クーポン目当てのユーザーも多いことが予想されます。
無料プランでもクーポンを掲載でき、ネット予約にも強いサイトです。

・ネット予約可能店件数No.1
・多くのクーポンを掲載可能


無料プランでできること


  • 基本情報、メニュー、コースの掲載
  • クーポン掲載(最大3枚)

ネット予約の固定費は無料で、予約が入ると以下のポイント料金と利用料金が利用人数分かかります。
7:00〜14:59 の来店で、ポイント料10円、ネット予約利用料40円
15:00〜6:59の来店で、ポイント料50円、ネット予約利用料150円

また、予約台帳アプリ(レストランボード)やPOSレジアプリ(Airレジ)との連携も無料です。

 

有料プランでできること


  • 検索結果の上位に表示
  • クーポン掲載(3〜6枚)
  • 本誌に掲載
  • 業務サポートパック(※有料オプション、ホームページ作成、ネット広告配信など)

他にはメッセージ配信機能や顧客管理機能といった、ユーザーとのコミュニケーションに活かせる機能があります。


クーポンとネット予約に強いのがホットペッパーグルメのメリットです。
初回クーポンの発行などで新規顧客の獲得が期待でき、電話での予約対応の時間も削減できます。

20〜30代女性のユーザー層が多いため、ターゲットがまったく違う層(中高年の富裕層など)の場合はターゲットとなるユーザーが少ない可能性があり、注意が必要です。

 

2、PayPayグルメ

ヤフー株式会社が運営するグルメサイトです。
普段からPayPayやヤフーのサービスを利用しているユーザーを取り込みやすく、ファミリー層に人気です。

・月間利用者数約8,400万人のYahoo!ユーザーにアプローチ
・「LINEで予約」と連携可能


無料プラン(固定料金0円の成果報酬制)でできること


  • ネット予約
  • 台帳連携
  • LINE公式アカウントとの連携

PayPayグルメのプランは成果報酬のみのワンプランです。
予約が入ると、以下の料金が利用人数分発生します。

席のみの予約の場合、ランチ50円、ディナー200円
コースの場合は時間にかかわらず料金の8%

ネット予約時にPayPayで事前決済ができるので、無断キャンセルの防止につながるメリットがあります。

他社と比べるとサポート体制はそこまで充実していませんが、ノウハウを既に持っていたり、PayPay経済圏にアプローチしたい場合は効果が期待できます。

 

3、食べログ


価格.comの株式会社カカクコムが運営していて、月間利用者数でトップを誇ります。
ユーザーからの口コミ数が多く、ランキングと口コミから飲食店を探せるサイトとして有名です。

・月間利用者数No.1
・日本最大級のグルメサイト
・店名検索で上位表示しやすい


無料プランでできること


  • 店舗ページの編集(メニュー、営業時間、写真など)
  • クーポンの発行
  • アクセスデータの閲覧(過去1ヶ月分)

ネット予約の導入自体は無料ですが、来店者の人数に応じて手数料が発生します。
手数料はランチ100円×来店人数、ディナー200円×来店人数です。
ネット予約を導入するとTポイントの発行が可能となります。


有料プランでできること


  • アクセスアップ(検索結果の上位に表示、近隣店のページやトップページにバナー掲載)
  • 表現力アップ(店舗ページ編集の自由度がアップ)
  • サポートサービス(効果分析・トレンドレポートの受け取りなど)

他にも、上位プランだと食べログへのアクセスが多い「ゴールデンタイム」に優先的に検索結果に表示できるメリットもあり、効率的な集客が可能です。

 

4、ぐるなび

グルメサイトの中でも老舗のぐるなび。
食べログのように口コミメインでなはなくお店側からの情報がメインです。

口コミ数は比較的少ないですが、独自の口コミ機能に加えトリップアドバイザーと連携することで、トリップアドバイザー上の口コミも表示できます。

・接待・宴会などのプランが豊富
・トリップアドバイザー、ミシュランガイド・デジタルと連携可能
・外国語(英語・韓国語・中国語・タイ語など7言語)にも対応


無料プランでできること


  • 店舗ページの掲載

無料プランができたのは2021年9月です。無料プランではクーポンの発行はできません。
無料プランでも予約ページは設置可能ですが、席だけ予約のみ対応で予約が入ると手数料がかかります。

またLINEアカウントやGoogleビジネスプロフィール(Google検索やGoogleマップに公式の情報を載せるためのもの)の作成代行も無料で行なっており、LINEやGoogle経由で予約が入ると手数料がかかります。

手数料は予約ページ経由でもLINE・Google経由でも同額で、ランチ40円×来店人数、ディナー200円×来店人数です。

 

有料プランでできること


  • メディア露出(ディスプレイ広告)
  • ネット予約クーポン
  • 予約ポイントを使った集客
  • コンサル(担当営業がサポート ※別途費用が必要)

有料会員はぐるなびPROを利用可能です。開業や仕入などのサポートも行なっており、手厚いサポートが受けられます。
月額30,000円のベーシックプランでは、無断キャンセル保険もついています。


ぐるなびは多言語対応でインバウンド対策もできるメリットがあります。トリップアドバイザーとの連携ができるのも大きな特徴です。

 

5、Retty

Retty株式会社が運営しているグルメサイトです。
比較的新しいサイトですが、実名制SNSの機能でユーザー数を伸ばしています。

・SNS機能が特徴
・実名制なので口コミが荒れにくい


無料プランでできること


  • 店舗情報掲載(メニュー、写真など自由に編集可能)
  • アクセス解析

無料プランでも店舗情報をホームページのように編集できます。
ネット予約機能はありません。


有料プランでできること


  • 上位表示広告機能
  • 広告キーワード設定機能
  • ネット予約機能
  • ニュース配信機能
  • Googleマイビジネス連携

ネット予約機能は月額の固定価格でしたが、徐々に成果報酬制に移行しています。


飲食店の検索は、Google検索だけでなくGoogleマップからも行われていますので、Googleマイビジネスと連携できるのはRettyの強みです。

 

グルメサイトの予約ポイント


ユーザーは予約時にもらえる「予約ポイント」を基準にグルメサイトを選ぶこともあるため、各グルメサイトでどのポイントが貯まるのかという点にも注目してみましょう。

 

グルメサイトでユーザーが使える予約ポイントを比較

各グルメサイトでもらえる予約ポイントと、想定されるユーザーを表にまとめました。



グルメサイト 予約ポイント 想定されるユーザー
食べログ Tポイント Tカード
Tマネーユーザー
ぐるなび ぐるなびポイント
楽天ポイン
楽天Pay
楽天モバイル
楽天カードユーザー
ホットペッパー
グルメ
リクルートポイント
Pontaポイント
dポイント
ホットペッパービューティーユーザー
じゃらんユーザー
リクルートカードユーザー
au・au PAY・au PAYカードユーザー
docomo・d払い・dカードユーザー
PayPayグルメ PayPayポイント PayPay・PayPayカードユーザー
ソフトバンク・ワイモバイルユーザー
LINEユーザー
Retty PayPayポイント PayPay・PayPayカードユーザー
ソフトバンク・ワイモバイルユーザー
LINEユーザー


各グルメサイト独自のポイントに加えて、汎用性の高いポイントサービスと連携しているところが多いです。

 

おすすめはPay Pay経済圏と楽天経済圏


PayPay経済圏と楽天経済圏内のグルメサイトであれば、各経済圏内にいるユーザーにとっての利便性が高く、多くのユーザーを取り込める可能性が高くなるのでおすすめです。

経済圏として有名なのは楽天経済圏ですが、PayPay経済圏も勢いがあります。
PayPayを利用可能な店舗が多いことに加え、2022年4月1日からはヤフーのサービス利用時に付与されていたTポイントも順次PayPayポイントに置き換わり、存在感が増しているのです。

「〇〇経済圏」を利用しているユーザーは、なるべく経済圏内で使えるポイントを利用したいという心理が働くので、予約ポイントを基準にグルメサイトを選ぶ可能性が高いです。
人口の多いPayPay経済圏や楽天経済圏に属しているグルメサイトなら、多くのユーザーの目に触れるチャンスがあるといえるでしょう。

まとめ


コロナ感染症対策で外出自粛をする方も多いですが、飲食店としてはコロナ明けの対策を今から打っておく必要があるでしょう

コロナ明けにやりたいこと1位は旅行(国内・海外)、2位は外食、3位は舞台鑑賞・映画鑑賞という結果が出ています。
自粛期間が終わったタイミングで旅行や外食に行く方は多いと予想できます。

コロナ明けのリバウンドを取り込むため、都道府県内での外食に使えるGo To Eatキャンペーンの動向なども確認しておくことをオススメします。

また今後外国人観光客が戻ったときの対策として、インバウンドに強いグルメサイトへの登録も効果が期待できます。