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「寝つきが悪い、夜にしっかりと体を休められてないのは枕が原因?」
「自分に合った枕の選び方やおすすめの枕を教えて!」


睡眠における枕の重要性から、疲れや肩こりを防止する枕選びの基準、お手入れ方法まで詳しく解説していきます。

枕を選ぶ際のポイント


  • 【形状】横向き寝に特化した形、肩へのフィット感を重視した形など、寝姿勢や悩みに合わせて枕の形状を選ぶのがポイント
  • 【素材】感触の好みはもちろん、機能性や使い勝手の良さも素材選びの大きなポイント
  • 【大きさ】どちらに寝返りしても頭が落ちないよう、頭3つ分くらいの幅をイメージしておくといいでしょう
 

枕を買う前に知っておきたい4のこと

1日のおよそ3分の1を占めるといわれる睡眠時間。寝ている間にしっかりと体を休められるか、その鍵を握るのが枕です。

「自分に合う枕にかえるだけで、寝つきがよくなりすっきりと目覚められるようになりますよ」

枕に関する4つの基礎知識を紹介していきます。

枕に関する4つの基礎知識


  1. 86%の人が枕が合っていないと感じている
  2. 寝返りは一晩で20回前後
  3. 枕は寝入りの姿勢で決める
  4. 顔の傾斜は5度が理想

1. 86%の人が枕が合っていないと感じている

枕メーカーが行ったアンケート調査(睡眠の統計データ/まくら株式会社)によると、約86%もの人が枕が合っていないと感じていることがわかりました。

また、よく眠れていないと答えた人は約38%、現在使っている枕だと肩や首がこると答えた人は約48%と、多くの人が睡眠や枕に関する悩みを抱えているようです。

体形や頭の形、感触の好みは人それぞれ異なるため、大手メーカーの枕や価格の高い枕、評判のいい枕が必ずしも自分に合うとはかぎりません。自分に合った枕を使うことで、睡眠の質が上がり、スムーズな寝入りやすっきりとした目覚めにつながります。

 

2. 寝返りは一晩で20回前後

一般的に、大人は一晩で20回ほど寝返りするといわれています。

寝返りは、血流やリンパの流れを促し、寝ている間の体の負担を軽減させるとともに、筋肉や体の歪みを調整するために行う行為です。寝返りをせず同じ姿勢のままだと血流が滞り、体の同じ部分にずっと負担がかかってしまいます。

柔らかすぎる枕は頭が沈み込んでしまい、寝返りがしにくくなってしまうので注意しましょう。

 

3. 枕は寝入りの姿勢で決める

枕は仰向け、横向き、うつ伏せなど、寝るときの姿勢に合わせて選びましょう

「寝返りするから関係ないのでは」と思いがちですが、睡眠は寝入りが重要といわれています。それは、寝始めてすぐのノンレム睡眠(脳が休んでいる状態)が睡眠の深度としてはもっとも深く、成長ホルモンが分泌されて疲労回復を促すため。

寝入りの姿勢に合わせた枕を使用することで、入眠がスムーズになり睡眠の質が向上すると考えられます。

ちなみに、寝姿勢は人それぞれ好みにもよりますが、いびきや睡眠時無呼吸症候群に悩んでいる人には、気道がふさがりにくい横向き寝が推奨されています。

 

4. 顔の傾斜は5度が理想

枕の上に頭を乗せたとき、頭から首、背中にかけてのカーブが、立っているときと同じ状態になるのが理想です。

寝ている状態でできる首とベッドの隙間を枕で埋め、立っているときと同じ姿勢を保つことで、体への負担を抑えることができます。

仰向け寝の場合は、寝ているときの顔の傾斜が約5度になっているとよいでしょう。

顔が上や下を向いてしまったり、首に違和感がある場合は、枕の高さが合っていない可能性があります。

横向き寝の場合は、首の骨が頭から背中にかけてまっすぐになっている状態がベストです。
枕が高すぎると首が不自然な角度に傾き、負担がかかって呼吸もしにくくなります。


 

【素材別】おすすめ枕12選

ここからは、おすすめの枕を紹介していきます。

今回は「パイプ」「低反発ウレタン」「高反発ファイバー」「ポリエステルわた」「極小ビーズ」、さらにゴムとプラスチックの中間のような素材で近年注目を集めている「TPE」6つ素材別に、計12個の枕をピックアップしました。

 

ファイバーの枕

最初に紹介するのは高反発ファイバーの枕です。

 

ブレインスリープ(BrainSleep) |ブレインスリープピロー

参考価格:33,000円(税込)
フィット感に優れた高級枕。3層構造を採用しており、頭の大きさや重さに応じてフィットする「アジャスト層」、頭や首をしっかり支える「サポート層」、硬い感触の「ベース層」に分かれています。アジャスト層は最も柔らかく、7日間ほどかけて頭になじむのが特徴です。

また、中央部分が1番柔らかく、端にいくほど弾力が高まる7グラデーション構造もポイント。仰向けや横向き、うつ伏せにかかわらず、さまざまな寝方にフィットしやすいのがメリットです。スムーズな寝返りもサポートします。

中材は細かな樹脂製繊維を編み込んだモノで、通気性に優れているのが魅力。さらに、シャワーで丸洗いできるので、清潔に使い続けたい方にもおすすめの枕です。そのほか、2種類の専用カバーと、3種類の高さを用意しているため、自分好みの枕を選べます。
素材 ファイバー(ポリエチレン)
サイズ 35×60×9~11cm
重量
タイプ 標準型
枕本体の洗濯可能
高さ調整
頭を置いたときの高さ (高)6.0cm・(低)5.0cm

スタンフォード式最高の睡眠メソッドを集約した高級枕


90%以上の空気層で、睡眠時に熱や湿気がこもらず快適な睡眠環境を整えてくれます。独自構造の3層×7グラデーションで頭の大きさや重さにあわせてフィットしやすいのが特徴。

7日間かけて頭の形状に馴染み枕の形状が変化するため、オーダーメイド枕感覚で使用できますよ。枕の中央部分が最も柔らかくサイドは弾力のある構造で、寝返りがしやすく仰向け・横向き・うつ伏せとさまざまな寝方でもフィットします。

オーガニックコットン100%の枕カバー付き。枕本体はシャワーで水洗い可能で清潔に保ちやすいのが嬉しいですね。形状記憶構造で45~50度のお湯で洗うと、形状を復元できますよ。

 

エアウィーヴ|エアウィーヴ ピロー スタンダード


参考価格:1万6500円(税込)



おすすめポイント

  • エアファイバー®製の本体の中は空洞になっており、高さ調整が可能
  • 通気性が高く、夏でも汗で蒸れることなく朝まで快適に過ごせる

 


枕の中身は、90%以上が空気でできているというエアファイバー®で、やはり通気性の高さが大きな特徴。夏でも汗で蒸れることなく、朝まで快適に過ごせます。

また、反発力と体圧分散性にも優れているので、頭が沈み込まず、まるで浮いているような感覚で眠ることができます。エアウィーヴのマットレスと組み合わせて使用すれば、さらに効果が倍増しますよ。


素材 エアファイバー®
サイズ 幅56×奥行40×高さ11cm(リングコア+シートコア2枚の場合)
重量 約1kg
硬さ 硬め
形状 標準(長方形)
高さ調整 ○(シートコア付き)
洗濯 手洗いOK(カバーは洗濯機OK)
返品 30日以内返品可能
エアウィーヴが独自開発した新素材、エアファイバー®を使った枕です。

適度な反発力で頭と首を支え、体圧を均等に分散。睡眠中の肩や腰への負担を軽減し、寝返りもサポートしてくれます。

エアファイバー®製の本体(リングコア)の中は空洞になっており、シートコアと呼ばれるパーツを出し入れすることで高さ調整が可能です。

また、シートコアのうち1枚はU字形にくり抜かれているので、首元の細かい高さ調整にも便利です。

 

アイリスオーヤマ|エアリーピロー

参考価格:7360円(税込)



おすすめポイント

  • ウレタンの約10倍という通気性の高さで、熱や湿気がこもらず一年中快適な寝心地
  • 高さは6cmとやや低めなので首のカーブが浅い人や小柄な女性におすすめ

 


頭と首をしっかり支えながらも、クッション性にも優れているのでほどよい硬さ。首・肩口にフィットするアーチ形状で、肩こりや首のこりの改善が期待できます。8万回の圧縮テストでも硬度保持率は85%(※自社調べ)という驚きの耐久性にも注目です。

高さは6cmとやや低めなので、首のカーブが浅い人や小柄な女性におすすめです。使ってみて低いと感じたら、バスタオルなどを敷いて高さを調整しましょう。


素材 高反発ファイバー(エアロキューブ®)
サイズ 幅61×奥行37×高さ6cm
重量 約0.6kg
硬さ 硬め
形状 逆ハート形
高さ調整 ×
洗濯 洗濯機OK(ネット使用)
返品 不可
アイリスオーヤマのエアリーピローは、弾力性のあるチューブ状の素材が複雑に絡み合ったエアロキューブ®という特殊な素材を使用しています。

エアロキューブ®の高い復元性と体圧分散性で頭の沈み込みを防ぎ、理想の高さをキープ。 ウレタンの約10倍という通気性の高さで、熱や湿気がこもらず一年中快適な寝心地を感じられます。

パイプの枕

次はなじみがある人も多いパイプの枕から紹介していきます。

 

ニトリ|高さ10ヵ所調整できる枕

参考価格:4990円(税込)

おすすめポイント

  • 真ん中を低くする、首元を厚くするなど、体形や好みに合わせた細かい調整ができる
  • オーダーメイド感覚なのに、5000円以下という低価格

 


真ん中を低くサイドを高くする、首元をしっかり厚くするなど、体形や好みに合わせた細かい調整ができ、まるでオーダーメイド感覚!5000円以下という価格も驚きです。

本体はファスナーからパイプを直接出し入れでき、中層の部分調整ウレタンシートはシートを出し入れしたりシートを折って部分的に厚くすることができます。

調整が簡単なので、少しずつ試して理想の高さを見つけましょう。


素材 パイプ
サイズ 幅60×奥行40×高さ12cm
重量 約1.66kg
硬さ やや硬め
形状 ユニット型
高さ調整 ○(ウレタンシート)
洗濯 手洗いOK(高さ調整シートを除く)
返品 14日間返品可能
数多くのオリジナル枕を販売しているニトリの中でも特に人気の商品です。 本体に4ヵ所、本体下の部分調整ウレタンシートに5ヵ所の高さ調整用パーツがあり、さらに最下層の全体調整ウレタンシートを出し入れすることで、計10ヵ所の高さ調整が可能です。

外側の生地には抗菌防臭加工が施されており、肌触りも滑らか。パイプの他、ラテックスとそば殻も同価格で販売しています。

 

 西川×医学博士|首・肩フィットまくら

参考価格:5500円(税込)



おすすめポイント

  • 首の部分が独立しているため、首周りのパイプが流れることなく高さをキープ
  • 中央がくぼんでおり、特に仰向けで寝る人におすすめ

 


弾力性のあるソフトパイプを使用しているため、ゴツゴツとした感触はなく、パイプは硬くて苦手……と感じている人にもおすすめ。側生地にはソフトなニット生地を使用しているので、柔らかさも感じられます。

仰向け寝に優しい構造ですが、両サイドが高くなっており、横向き寝でも楽な姿勢をキープできます。


素材 パイプ
サイズ 高め:幅60×奥行40×高さ9(中心部)〜10(もっとも高い部分)cm
低め:幅60×奥行40×高さ8(中心部)〜9(もっとも高い部分)cm
重量 約1.5kg
硬さ ふつう
形状 くぼみ型
高さ調整 ○(パイプ補充パック付き)
洗濯 洗濯機OK(ネット使用)
返品・交換
寝具メーカーの東京西川が医学博士の橋本修左氏と共同開発した枕です。

首の部分が独立しているため、首周りのパイプが流れることなく高さをしっかりキープしてくれます。首と後頭部の2ヵ所に調整箇所があり、パイプを出し入れすることで高さ調整が可能です。

また、肩にフィットするアーチ形状で肩の冷えを防いでしっかりサポート。中央がくぼんでおり、特に仰向けで寝る人におすすめです。

高め、低めの2種類があるので、体形に合わせて選べるのもうれしいですね。

 

低反発の枕

続いて、心地よいふんわり感が魅力の低反発素材の枕を紹介します。

 

ショップジャパン|トゥルースリーパー セブンスピロー

参考価格:1万6280円(税込)


おすすめポイント
  • ウレタンフォームに特殊加工を施し、通気性をアップ
  • なだらかな形状で寝返りがスムーズに打てる

 


人間工学に基づいた構造と優れた衝撃吸収性で、どんな体形の人でも頭から背中までぴったりフィットします。また、横向きでも肩が適度に沈み込み、自然な寝姿勢に。なだらかな形状で寝返りもスムーズに打てます

ビッグサイズながらシングルサイズは約1.4kgと意外なほど軽いので、干すときの移動も楽ですよ。


価格(税込) シングル:1万6280円
セミダブル:1万9580円
ダブル:2万1780円
素材 低反発ウレタン
サイズ シングル:幅90×奥行68×高さ9cm
セミダブル:幅115×奥行68×高さ9cm
ダブル:幅140×奥行68×高さ9cm
※高さはすべてもっとも高い部分
重量 シングル:約1.4kg
セミダブル:約1.7kg
ダブル:約2.1kg
硬さ やや柔らかめ
形状 波形
高さ調整 ○(高さ調整シート付き)
洗濯 ×(カバーは洗濯機OK)
返品 60日以内返品可能
上半身をカバーする大きな形状が特徴的なロングセラー商品です。

幅はシングルベッドにぴったり、奥行は頭から背中まで延びており、横から見るとなだらかな曲線を描いています。この形状により、頭、首、肩、腕、背中を優しく支えて負担を軽減。起きているときと同じ姿勢を自然に保つことができます。

さらにウレタンフォームに特殊加工を施し、通気性をアップ。抗菌・消臭加工済みの専用ピローカバーも付いているので、長く快適に使用できます。

 

GOKUMIN|プレミアム低反発枕


参考価格:6578円(税込)



おすすめポイント

  • 適度な反発力があるため頭が沈み込むことなく、寝返りしやすい
  • 首や肩の負担が軽くなるので、ストレートネックや肩こりの人におすすめ

 


仰向けに寝ると、くぼみに頭と首がフィットして自然な姿勢を保てるようになっています。首や肩の負担が軽くなるので、ストレートネックや肩こりの人には特に試してほしい商品です。 サイドが高いので横向き寝の人にもおすすめですよ。

また、ウレタンに穴あけ加工を施し、通気性の悪さを改善。調湿効果と消臭効果のある竹炭を配合し、寝汗による気になるにおいを抑えてくれます。


素材 低反発ウレタン
サイズ 幅53cm×奥行32cm×高さ4(もっとも低い部分)〜11(もっとも高い部分)cm
重量 約1.2kg
硬さ ふつう
形状 波形
高さ調整 ○(高さ調整シート付き)
洗濯 ×(カバーは洗濯機OK)
返品 30日以内返品可能
お手頃価格ながらさまざまな機能を備えた低反発枕です。

人間工学に基づく形で頸椎を自然なカーブに導くことにより、首を自然に正しくサポート。適度な反発力があるため頭が沈み込むことなく、寝返りしやすいのもポイントです。

高さが異なる波形なので、枕を回転させたり高さ調整シートを使うことで、4〜11cmと幅広い高さ調整が可能

側生地には高級ニット素材を使用し、肌触りにもこだわっています。

 

テンピュール|オリジナルネックピロー


参考価格:1万1000円(税込)



おすすめポイント

  • テンピュール®素材が、体温や体形に応じて自在に変形し、体にぴったり沿って体圧を分散
  • やや大きめの波形が首と肩にしっかりと沿って、仰向けの姿勢を楽にキープ

 


テンピュール®素材は一般的な低反発素材と異なり、密度とサポート力が高いのが特徴。低反発枕にありがちな沈み込みすぎるという心配もなく、ほどよい反発と柔らかさを両立しています。

やや大きめの波形が首と肩にしっかりと沿って、仰向けの姿勢を楽にキープ。寝返りもしやすく、横向き寝でも背骨がまっすぐ伸びるのを助けてくれます。

テンピュールの枕は他にも形状や硬さが多彩にそろうので、気になる方はチェックしてみてください。


価格(税込) Jr:1万1000円
XS:1万5400円
S:1万6500円
M:1万7600円
L:1万8700円
素材 低反発ウレタン(テンピュール®素材)
サイズ Jr:幅40×奥行26×高さ7cm
XS:幅50×奥行31×高さ7cm
S:幅50×奥行31×高さ8cm
M:幅50×奥行31×高さ10cm
L:幅50×奥行31×高さ11.5cm
重量 Jr:約0.63kg
XS:約0.74kg
S:約1.05kg
M:約1.26kg
L:約1.42kg
硬さ やや硬め
形状 波形
高さ調整 ×
洗濯 ×(カバーは洗濯機OK)
返品 30日以内返品可能
NASAの研究者がスペースシャトルに搭載するために開発したといわれるテンピュール®素材。 体温や体形に応じて自在に変形し、体にぴったり沿って体圧を分散します。

幅はやや小さめですが、高さはジュニアも含め5サイズあるので、体形に合わせて好みの高さを選びましょう。

テンピュールの枕の中でももっともスタンダードなオリジナルネックピローは、ボリュームをもたせた波形の形状が、頭部から首筋に沿うようにフィット。波形の高い方に首、低い方に頭を乗せることで、首のカーブをしっかり維持できます。

 

ポリエステルわたの枕

クッションの中材としても使われているポリエステルわた。

 

パラマウントベッド|PILLOW by Active Sleep


参考価格:1万4850円(税込)



おすすめポイント

  • 幅広&フラットな形状で左右への寝返りがスムーズ
  • 頭を深く乗せれば高め、浅く乗せれば低めと、寝る位置で高さを調整

 


仰向け用は特殊な形状で、頭を深く乗せれば高め、浅く乗せれば低めと、寝る位置で高さを調整できます。また、内部に硬めのウレタン層を入れることで、首への負担を軽減して頭を動かしやすくする工夫も。

一方、横向き用は180度回して上下を入れかえることで、肩口のフィット感を調節可能。 どちらにも質のよい睡眠を追求してきた企業ならではの目線が生かされています。


素材 ポリエステル粒わた(上層)、ポリエステルファイバー(中芯)
サイズ 仰向けタイプ:幅80×長さ43×高さ9(中心部)〜10(サイド)cm
横向きタイプ:幅80×長さ36×高さ9(中心部)〜10(サイド)cm
重量
硬さ やや柔らかい
形状 標準(長方形)
高さ調整 ○(調整パッド付き)
洗濯 丸洗いOK(仰向けタイプのウレタン部分を除く)
返品 不可
おもに医療・福祉用の電動ベッドを製造しているパラマウントベッドが手がける枕です。

快眠のキーワードである寝入りに着目し、入眠姿勢に合わせた2タイプの枕を用意。仰向け用は首元、横向き用は肩をしっかりサポートする構造で、それぞれ自然な姿勢を保ちながらリラックスして眠りにつけます。

また、幅広&フラットな形状で左右への寝返りがスムーズに。通気性と耐久性に優れた粒わたを使っているので、比較的蒸れにくく夏でも快適です。

 

ロフテー|ホテルピロー リバーシブルタイプ

参考価格:1万2100円(税込)



おすすめポイント

  • 首元が高く、中央部が少し低くなっているため、仰向け時の後頭部にしっかりフィット
  • 季節や気分によって素材を変えられるリバーシブル構造

 


枕専門メーカーならではの考え抜かれた構造で、首や肩への負担を抑え、快適な睡眠へと導いてくれます。また、パーツが分かれていることで、中身が偏りにくいというメリットも。

季節や気分によって素材を変えられるユニークなリバーシブル構造も魅力です。

高めと低めの2種類があるので、女性やストレートネックの人は低め、男性や横向き寝が多い人は高めを選ぶといいでしょう。


素材 表面:ポリエステルわた
裏面:パイプ
サイズ 幅62×奥行39cm
※高さはS(低め)、M(標準)の2サイズ
重量
硬さ 表面:柔らかめ
裏面:やや硬め
形状 ユニット型
高さ調整 ×
洗濯 手洗いOK(カバーは洗濯機OK)
返品 30日以内返品可能
LOFTY(ロフテー)はエアウィーヴグループの枕専門メーカーです。

独自の5分割構造を採用し、内部は上・下、左・右、中央部の5つのパーツに分かれています。首元が高く、中央部が少し低くなっているため、仰向け時の後頭部にしっかりフィット。両サイドは高めなので、横向きでも楽に寝られます

表面には弾力のある柔らかいポリエステルわた、裏側には通気性のよいソフトパイプが入っており、好みに合わせて素材を変えられるのもうれしいポイント。ホテルのような快適さを、ぜひ自宅で体験してみてください。

 

極小ビーズの枕

続いて紹介するのは、独特のふわもち触感が人気の極小ビーズの枕。

 

Beech|王様の夢枕II


参考価格:7480円(税込)



おすすめポイント

  • パウダー状の超極小ビーズとポリエステルわたで、ふんわり&もっちりとした独特の感触を実現
  • 肩にフィットするアーチ形状で、仰向け・横向きどちらの寝姿勢でも頸椎をしっかり支えて、寝返りもサポート

 


不思議なもっちり感が特徴の超極小ビーズが、どんな体形、寝姿勢にもぴったりフィット。心地よさと安心感で深い眠りに導いてくれます。

高さは標準と低めの2展開。ビーズの流動性を抑えた標準タイプは首元をしっかり支えるので、高い枕や硬めの感触が好きな人におすすめです。低めタイプはビーズがほどよく流動する構造。低めの枕や柔らかい感触が好きな人に向いています。


素材 超極小ビーズ、ポリエステルわた
サイズ 標準:幅62×奥行40×高さ8(首元)〜12(両脇のもっとも高い部分)cm
低め:幅62×奥行40×高さ7(首元)〜10(両脇のもっとも高い部分)cm
重量 標準:約0.8kg
低め:約0.73kg
硬さ 柔らかめ
形状 標準(長方形)
高さ調整 ×
洗濯 手洗いOK(カバーは洗濯機OK)
返品
王様の夢枕IIは、パウダー状の超極小ビーズとポリエステルわたを絶妙なバランスで配合し、ふんわり&もっちりとした独特の感触を実現。

ポリエステルわたと組み合わせることで弾力性がプラスされるとともに、超極小ビーズの流動性を適度に抑えるので、すぐに形が変わってしまうという心配もありません。

肩にフィットするアーチ形状なので、仰向け・横向きどちらの寝姿勢でも頸椎をしっかり支えて、寝返りもサポートしてくれます。

 

TPEの枕

TPE(Thermo Plastic Elastomer)とは、プラスチックとゴムを融合させたような素材で、熱可塑性(ねつかそせい)エラストマーとも呼ばれています。

 

カインズ|Moffle 弾力性に優れたやわらかいまくら


参考価格:6980円(税込)



おすすめポイント

  • TPEは耐久性が優れているので、他の素材に比べて快適さが長く続く
  • 通気性も高く、触ると少しひんやりした素材なので、真夏でも朝まで快適

 


ふんわりしているのに弾力もある新感覚の寝心地は、一度は試してみる価値ありです! TPEは耐久性が優れているので、他の素材に比べて快適さが長く続くというメリットも。

こちらのスタンダードなタイプの他、波形になったネックフィットタイプ、少し低く中心部がくぼんでいるフィットタイプも同価格で販売しているので、好みに合わせて選べます。


素材 TPE、ポリエステル
サイズ 幅60×奥行40cm
重量 2.12kg
硬さ やや柔らかめ
形状 長方形(標準)
高さ調整 ×
洗濯 ×(カバーは洗濯機OK)
返品
ホームセンターのカインズは、近年寝具にも力を入れています。中でも注目なのが「Moffle」シリーズ。

引っ張るとゴムのように伸びる格子状のTPEにポリエステル素材も組み合わせ、頭や首をしっかり支えながらほどよい柔らかさも感じられます。

通気性も高く、触ると少しひんやりした素材なので、真夏でも朝まで快適に眠れますよ。

 

自分にあった枕の選び方

日本の枕の世界はまさに百花繚乱。メーカーごとに工夫を凝らした多種多様な枕があり、自分にぴったりの一品を探すのは至難の業です。そこで枕選びの基準を5つ解説していきます。

枕選び5つのチェックポイント


  1. 形状
  2. 素材
  3. 高さ
  4. 硬さ
  5. 大きさ
理想の枕を見つけ出すためには、この5つすべてをチェックしたうえで、自分の中の優先度を決めましょう

5つのポイントについて、ここから詳しく解説していきます。

 

1. 形状で選ぶ

枕といわれてパッと思い浮かぶのは長方形ですが、他にもさまざまな形状があります。

まずおもな枕の形状とその特徴を見てみましょう。

<枕のおもな形状>

形状 長方形(標準)
 

 
くぼみ型
波形(ウェーブ)
逆ハート形
ユニット型・頚椎(けいつい)支持型
特徴 もっとも一般的な形。多くの商品が長方形を採用しているため選択肢が多い 中央部にくぼみがあり、後頭部にフィットする。両サイドが高くなっているタイプは横向き寝にも対応 横から見るとS字の波形を描く形状で、頭と首の形にフィットしやすい。低反発素材が多い ハートを逆さまにしたような形。首周りのボリュームが少なく、首への負担を抑えている。低反発素材が多い 枕が分割されており、それぞれ素材や高さが異なる。ユニットごとの高さ調整が可能なタイプも
仰向け ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
横向き ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
うつぶせ ✖️
横向き寝に特化した形、肩へのフィット感を重視した形など、寝姿勢や悩みに合わせて枕の形状を選ぶのがポイントです。

上記の形状以外にも、背中までカバーする大きなタイプやハート形をさらに広げた形など、個性豊かな形状の枕が年々増えてきています。

 

2. 素材で選ぶ

寝心地を左右するのが枕の中の素材です。パイプ、ウレタン、わたなど素材の種類は多く、それぞれ硬さや触り心地、通気性、手入れ方法などが異なります。

おもな素材と特徴を見てみましょう。

 

<枕のおもな素材>

パイプ 低反発ウレタン 高反発ファイバー ラテックス ポリエステルわた 羽毛・羽根 極小ビーズ そば殻
硬さ ふつう〜硬め 柔らかめ 硬め ふつう 柔らかめ 柔らかめ〜ふつう ふつう 硬め
値段 安め 安め〜高め 高め ふつう〜高め 安め〜ふつう 羽毛:高め
羽根:安め
安め〜ふつう 安め
特徴 ・通気性や耐久性に優れている
・素材の量の調整で高さを変えられる
・フィット感にやや欠ける
・マシュマロのような感触
・体圧分散性に優れ体にフィットしやすい
・柔らかめで寝返りがしにくい
・通気性が非常に高い
・首や肩をしっかり支え、寝返りがしやすい
・フィット感にやや欠ける
・弾力性が高く寝返りしやすい
・ゴム特有のにおいがある
・ふんわりと心地よい
・ほこりなどがたまりやすい
・吸放湿性が高く蒸れにくい
・枕から素材が出てきてしまうことがある
・頭にフィットしやすい
・形が自在に変わるため安定性に欠ける
・熱がこもりやすい
・通気性と吸湿性が高く清涼感がある
・使い続けるうちに殻がつぶれて粉が出てくる
感触の好みはもちろん、機能性や使い勝手の良さも素材選びの大きなポイントとなります。

また、ウレタンに穴を開けて通気性を良くするなど、メーカーの工夫で弱点をカバーしている商品もあります。素材だけで選ぶのではなく、各商品の特徴をしっかり見比べて選びましょう。

3. 高さで選ぶ

特に肩こりや首のこりなどの悩みを抱えている人は、枕の高さが重要になります。

頭の形や頸椎のカーブは人それぞれ違うため、高めや低めなど何となくの好みだけで選んでしまうと、体の不調を招いてしまう可能性もあります。

首のカーブの深さを測ることで枕の理想の高さをチェックすることもできますが、枕の素材や柔らかさ、使っているマットレスの沈み込み具合などによっても枕の高さは変わります。

目安として、小柄な人や痩せ型の人は低めの枕、大柄の人や猫背気味の人は高めの枕を選ぶといいでしょう。

高い枕を低くすることは難しいですが、低い枕はバスタオルを下に敷くことで少し高くすることができます。迷ったときは低めの枕を選んでおくといいですよ。

4. 硬さで選ぶ

素材はもちろん、製品によって枕の硬さは異なります。

硬さは特に好みが分かれるので、自分にとって心地よいものを選びましょう。

しっかり頭を支えてほしいという人は硬めの枕ふんわりとした感触でリラックスしたいという人は柔らかめの枕がおすすめです。

柔らかすぎると頭が深く沈み込んでしまい、寝返りがしにくくなるので注意が必要です。逆に硬すぎる枕だと人によっては寝心地が悪く感じるので、素材や硬さの目安表示などを参考に、慎重に選びましょう。

 

5. サイズで選ぶ

枕のサイズは一般的に以下の3つに分類されます。

大きさ(幅×奥行) 向いている人
小さめサイズ 約50×35cm 小柄な人
基本サイズ 約63×43cm 普通体形の人
大きめサイズ 約70×50cm 大柄な人、ゆったり寝返りしたい人
適したサイズの目安として、どちらに寝返りしても頭が落ちないよう、頭3つ分くらいの幅をイメージしておくといいでしょう。

体格がいい人は少し大きめを選ぶと安心ですが、現在日本の各メーカーで作られている枕の多くが基本サイズとなっています。

他にも子ども用のさらに小さいサイズ、2人で使える細長いタイプなどがあります。用途や置くスペースに合わせて、適したサイズを選びましょう。

 
 

 

枕に関するよくあるQ&A

枕の寿命はどのくらい?

素材にもよりますが、枕の耐用年数は平均3〜4年程度とされています。

枕の耐用年数を大幅に過ぎると、へたったり硬くなったりと、体にも合わなくなります。

枕の寿命は以下の年数や状態を目安にしましょう。

<素材ごとの寿命の目安>

素材 寿命 買いかえのサイン
パイプ 5〜6年 パイプがつぶれて高さ、弾力がなくなる
ウレタン 3〜4年 変形したり、フィット感がなくなる
ポリエステルわた 2〜3年 わたが絡まって硬くなり、高さがなくなる
羽根・羽毛 2〜4年 ふんわり感が失われてへたってくる
そば殻 1〜2年 そば殻がつぶれて粉が出てくる。高さがなくなる
他に体形の変化や扱い方によっても、枕の寿命は変わってきます。

枕がフィットしなくなったり、汚れやにおいが気になってきたら、耐用年数を満たしていなくても買いかえを検討してみましょう。

 

枕はひとつでなくてもいい?

枕はまず自分にとってのベストをひとつ見つけて、さらに季節によって別の1〜2種類の枕と使い分けるのがおすすめです。

枕は素材により保温性や通気性、季節ごとに快適な質感も変わります。

夏は少しひんやりして通気性がいいパイプやそば殻などの枕、冬は保温性が高くふんわりとしたウレタンやポリエステルわたなどの枕と、複数を使い分けると一年を通して快適な睡眠を得ることができます

また、「今日はリラックスしたいからふわふわの素材」など、気分や体調によっても使い分けられると、毎日の睡眠が楽しみになりますよね。

家族が多かったり収納が少ないなどの理由で枕の複数もちが難しい場合は、枕カバーで肌触りを調整しましょう。夏は麻や接触冷感素材、冬はベロア素材など、カバーの素材を変えるだけでも快眠度が変わります。

「2〜3個の枕をときどきローテーションすると気分が変わっていいですよ」

 

枕は洗える? 正しいお手入れ方法は?

枕の素材の中でもパイプ、高反発ファイバー、わたなどは丸洗いが可能ですが、製品によっても異なります。洗う前に必ず洗濯表示を確認しましょう。

洗い方も手洗い、洗濯ネットに入れて洗濯機洗いなど、表示の指示に沿って正しく洗うことが長持ちのポイントです。ただし、素材によっては完全に乾くまでに1日以上かかることも。かえの枕がある場合や、使わなくてもいいタイミングを狙って洗うようにしましょう。

洗えない素材の場合、また洗える素材であっても、ふだんのお手入れは干すだけでも十分です。天日干し、陰干しのどちらが適しているかは素材によって異なります。

天日干しが向いている素材 パイプ、ポリエステルわた、そば殻、コルマなど
陰干しが向いている素材 低反発ウレタン、高反発ファイバー、ビーズ、羽根・羽毛など
何日も枕を置きっ放しにしていると、ダニやカビが発生してしまうことも。週に1〜2回ほど干して、中の湿気を取り除きましょう

また、枕カバーも2〜3日に一度は洗い、清潔に保つことが大切です。

 

性別や年齢で枕の選び方は変わる?

枕の最適な高さは性別、体形に左右されます。一般的に大柄な人や体格がいい人は高め、小柄な人や細身の人は低めの枕を選ぶといいでしょう。

S字カーブが発達していない乳幼児は枕を使わなくてOK。ベビー用の枕は後頭部の絶壁予防を目的としているため、使わなくても睡眠の質には影響しません。

子どもが欲しがる場合や寝汗対策には、バスタオルを四つ折りにして敷いておくだけでも十分です。

だいたい小学校低学年頃(身長120cmくらい)から低めの枕を使い始め、S字カーブがしっかりと形成される小学校高学年〜中学校くらい(身長150cmくらい)で大人と同じ枕に切りかえましょう。

また、加齢により姿勢が変化したり、筋肉が衰えて腰痛などの悩みも生じてきます。枕を定期的に見直し、自分に合った形や高さにかえていくことが大切です。

 

まとめ

  • 枕は寝入りの姿勢を基準にして、寝返りのしやすいものを選ぶ
  • 枕の上に頭を乗せたとき、首のカーブが立っているときと同じ状態になるのがベスト
  • 枕を選ぶときは「形状」「素材」「高さ」「硬さ」「大きさ」の5つをチェック
  • 素材の特徴から絞って、自分好みの高さ、硬さを探すと失敗が少ない
  • 枕の寿命は平均3〜4年。体形の変化などにも合わせて定期的に見直し
枕は睡眠の質を左右する大切なアイテム。合わない枕を使い続けると、不眠や肩こり、腰痛、いびきなど体にさまざまな不調が現れます。

枕を選ぶ際は、「形状」「素材」「高さ」「硬さ」「大きさ」の5つのポイントを押さえましょう。この5大要素が寝心地の良しあしや寝返りのしやすさ、フィット感、通気性など、快適な睡眠に影響する重要なポイントとなります。

近年では、高さ調整が可能な枕や触り心地を追求した枕など、さまざまな工夫を凝らした商品が次々と出ています。中には素材の弱点を克服した進化系の枕もあるので、最新の枕事情をチェックして、自分にぴったりの一品を見つけましょう。