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iDeCo(イデコ)をはじめるには、銀行や証券会社でiDeCo専用口座を開設する必要があります。これまで投資に縁のなかった人は、「iDeCoも普段利用している銀行でいいか……」となりがちですが、ちょっと待って!それ、すごくもったいないんです!!この記事では、iDeCoおすすめ金融機関とその理由について、わかりやすく解説します。

 

損しないiDeCo(イデコ)金融機関の比較ポイント

iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関ランキングを発表する前に、まずは金融機関の選び方について触れておきましょう。

iDeCoの金融機関選びで損しないためには、①口座管理手数料、②商品ラインナップ、③その他の付加価値を比較することが大切です。ひとつずつ解説しましょう。

1.口座管理手数料が一番安い金融機関を選ぶべし

iDeCo専用口座を開設すると、「初期費用」と「毎月の口座管理手数料」がかかることをご存じでしょうか?

初期費用はほとんどの金融機関が2829円で横並びですが、毎月の口座管理手数料は最も安い金融機関で171円、高いところだと589円で、その差は1ヶ月418円(1年間で5016円、10年間で5万160円!)。もちろん、安いに越したことはありません。

2023年8月現在、口座管理手数料最安の171円で誰もが利用できる証券会社・銀行は下表の11社です。少なくともこの11社の中から選べば、口座管理手数料で損することはありません。

無駄な費用はできるだけ抑える、これが賢く資産を増やす大切なポイントです。
金融機関名 初期費用 口座管理手数料
SBI証券 2829円 171円
楽天証券 2829円 171円
松井証券 2829円 171円
マネックス証券 2829円 171円
auカブコム証券 2829円 171円
イオン銀行 2829円 171円
SMBC日興証券 2829円 171円
野村證券 2829円 171円
大和証券 2829円 171円
岡三証券 2829円 171円
りそな銀行 (新プラン) 2829円 171円

2.商品ラインナップが優れている金融機関を選ぶべし

「なるほど、口座管理手数料が最安の11社ならどこでもいいのね」と、結論を急ぐのは早計。

次に比較してほしいのが、11社それぞれの商品ラインナップです。
iDeCo(イデコ)では毎月の掛け金で、定期預金(元本確保型)や投資信託(元本変動型)といった金融商品を買い付けますが、どの金融機関でも同じ商品を買えるわけではありません

みんなが欲しがる良い商品が揃っている金融機関もあれば、そうでない金融機関もあります。

口座管理手数料が最安の11社のうち、商品ラインナップが特に優れている金融機関は次の4社です。詳しくは、後述する各社評をご覧ください。
金融機関名 口座管理手数料 商品ラインナップ
SBI証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託37本/
定期預金1本
楽天証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託31本/
定期預金1本
松井証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託39本/
定期預金1本
マネックス証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託26本/
定期預金1本

3.その他の付加価値にも目を配るべし

商品ラインナップで見劣りする金融機関のなかにも、別の角度から見て魅力のあるところがいくつかあります。
たとえばauカブコム証券では、一部の投資信託で保有残高に応じてPontaポイントが貯まるサービスがあります。SMBC日興証券も掛け金&保有残高に応じてdポイントが貯まります。

また、WEBベースのやり取りに不慣れで、かつ平日はお仕事で忙しい方にとっては、イオン銀行の「365日窓口相談サービス」に魅力を感じるかもしれません。
このように、各社が備える付加価値について比較することで、より自分にピッタリの金融機関を見つけることができるでしょう。

 

iDeCo(イデコ)おすすめ金融機関ランキング

ここまで、iDeCo(イデコ)金融機関の比較ポイントを解説しました。

ではここから、全国73の金融機関を比較してわかった「iDeCoおすすめ金融機関ランキング」を発表します。

各社の特徴、おすすめ商品もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

1位 松井証券

金融機関名 口座管理手数料 商品ラインナップ
松井証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託39本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安

松井証券のiDeCo口座管理手数料は業界最安の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

〇 商品にかかる手数料(信託報酬)も最安!

松井証券のiDeCoは、手数料(信託報酬)が安いインデックスファンドがバッチリ揃っています。全世界株式タイプこそ他社にやや劣りますが、ややマイナー寄りの「国内リート」「先進国リート」まで広げるとむしろ「ナンバーワン」と言っても過言ではない品揃えです!

 

保有残高100万円にかかる各社のインデックスファンド年間手数料(信託報酬)
松井証券 SBI証券 楽天証券 マネックス
証券
auカブコム証券 イオン銀行 SMBC
日興証券
国内株式 1,430円 1,430円 1,760円 1,540円 1,980円 1,540円 1,540円
国内債券 1,320円 1,320円 1,540円 1,320円 1,320円 1,540円 1,320円
先進国株式 988円 988円 998円 988円 2,200円 998円 1,023円
先進国債券 1,521円 1,521円 1,870円 1,521円 6,001円 1,870円 1,540円
新興国株式 1,859円 1,859円 3,740円 1,859円 3,740円 3,630円 1,859円
新興国債券 2,420円 2,420円 3,740円 2,420円 6,600円 3,740円 2,750円
全世界株式 1,132円 1,102円 1,950円 1,132円
国内リート 1,870円 2,750円 2,750円 1,870円 2,750円 2,750円 1,870円
先進国リート 2,200円 2,951円 2,951円 2,951円 5,830円 2,970円 2,200円

※純資産総額により信託報酬が変動するファンドは2023/8/2時点の純資産総額にて算出

また、1本で複数の資産に均等投資できるタイプの商品(バランスファンド)もあるので、初心者でもカンタンに分散投資ができるメリットもあります。

〇 「月曜から夜ふかし」でおなじみの桐谷さん愛用!

松井証券は、テレビ番組「月曜から夜ふかし」でおなじみの株主優待名人・桐谷さんが30年以上愛用しているネット証券として知られています。

ネット証券としての認知度が高いため意外に思われるかもしれませんが、じつは大正7年創業、創業100年の歴史ある証券会社で、多くの利用者がその安心感もメリットの一つに挙げています

2位 SBI証券

金融機関名 口座管理手数料 商品ラインナップ
SBI証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託37本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安

SBI証券のiDeCo口座管理手数料は業界最安の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

〇 商品にかかる手数料(信託報酬)も最安!

SBI証券のiDeCoは、商品にかかる手数料(信託報酬)も業界最安のものばかりです。国内株式・債券、先進国株式・債券、新興国株式・債券、全世界株式の6カテゴリーの商品いずれも最安を取り揃えているのはSBI証券だけ。どこよりも有利に資産形成ができます。

また、1本で複数の資産に均等投資できるタイプの商品(バランスファンド)もあるので、初心者でもカンタンに分散投資ができるメリットもあります。

〇 「利用者に寄り添う姿勢」で選ばれています

SBI証券はiDeCo以外のサービスも◎。株取引手数料の積極的な値下げや25歳以下完全無料サービスの導入など「利用者に寄り添う姿勢」が好評で、最も多くの人に選ばれているネット証券です(グループ全体の口座開設数1000万突破はネット証券1位)。

 

3位 楽天証券

金融機関名 口座管理手数料 商品ラインナップ
楽天証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託31本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安

楽天証券のiDeCoは、業界最安の171円の口座管理手数料で利用することが可能です。

〇 人気の「楽天インデックス・シリーズ」が買える

全世界の大中小型株約8000銘柄に1本で投資できる「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、米国の大中小型株約4000銘柄に1本で投資できる「楽天・全米株式インデックス・ファンド」という人気の2商品を買うことができます。iDeCoでこの2本を取り扱っているのは楽天証券と松井証券だけです。

4位 マネックス証券

金融機関名 口座管理手数料 商品ラインナップ
マネックス証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託26本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安

マネックス証券のiDeCo口座管理手数料は業界最安の171円。コストを最低限に抑えてiDeCoをやりたい人におすすめの金融機関です。

〇 商品ラインナップが優秀

マネックス証券のiDeCoは、1本で全世界の株式に投資できるタイプや、8資産(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート)に均等投資できるバランスタイプなど、分散投資に便利な商品が揃っています。コスト(信託報酬)の安さも申し分ありません。

〇 無料ポートフォリオ診断ができる

投資ツールの使いやすさに定評のあるマネックス証券ですが、iDeCoでもロボアドバイザーによる無料ポートフォリオ診断を用意しています。年齢・投資経験・リスク許容度など簡単な質問に答えるだけで、どの商品にどんな配分で積み立てればいいかを判定してくれる優れものです。

5位 auカブコム証券

金融機関名 口座管理手数料 商品ラインナップ
auカブコム証券
初期費用2829円/
口座管理手数料171円

投資信託26本/
定期預金1本

〇 毎月の口座管理手数料が最安

auカブコム証券のiDeCoは、業界最安の171円の口座管理手数料で利用することが可能です。

〇 商品ラインナップは適正

主要8資産(国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート)のインデックスファンドに加え、4資産に分散投資できるバランスタイプのファンドを揃えています。1本で全世界の株式に投資できるタイプの取り扱いがない点こそ気になりますが、商品ラインナップは適正です。

〇 Pontaポイントが貯まる商品がある

auカブコム証券のiDeCoは、保有残高に応じてPontaポイントが貯まる商品があります。対象商品は「auスマート・ベーシック(安定/安定成長)」「auスマート・プライム(成長/高成長)」です。au経済圏でPontaポイントを貯めている人なら一考の価値があるかも。

 

まとめ

ここまで、「損しないiDeCo(イデコ)金融機関の比較ポイント」と「iDeCoおすすめ金融機関ランキング」を解説してきました。

 

①まずは口座管理手数料が最安の金融機関を選ぶこと
②次に商品ラインナップが優れている金融機関を選ぶこと
③窓口相談やポイント還元などの付加価値を確認すること


最後になりますが、iDeCoの金融機関は途中で変更することも可能です。ただし、すべて一からやり直すことになるので、どうしても手間がかかります。

スムーズなiDeCoライフを送るためにも、この記事を参考に、初めからあなたにピッタリの金融機関を選んでくださいね