桂文枝さんは落語家なのでそちらに力を注いでいるようですね。
吉本興業にとって
レジェンドは別格。
殿堂入りなので序列の中にも入りません。
吉本がテレビ等々に進出する基盤を作り上げた時代のトップと言われている方達ですね。
言わば、吉本興業が大きくなるきっかけを作ってくれた恩人なわけです。
権力などは持っていないようですが、誰もが気を遣わなくてはいけないのでしょう。
吉本興業の芸歴による大御所ランキングTOP10
引用:Wikipedia
|
芸名 |
芸歴 |
1 |
西川きよし |
59年 |
2 |
坂田利夫 |
58年 |
3 |
桂文枝 |
56年 |
4 |
池乃めだか |
53年 |
5 |
桂文珍 |
50年 |
6 |
中田カウス |
50年 |
7 |
ぼんちおさむ |
48年 |
8 |
明石家さんま |
47年 |
9 |
オール阪神 |
47年 |
10 |
オール阪神巨人 |
43年 |
芸歴はおおよそになっております。(2022年)
ちなみに序列で名前が挙がっていた4名の芸歴は…
- 松本人志…43年
- 浜田雅功…43年
- 今田耕司…37年
- 東野幸治…37年
実はTOP10入りはしていないのが現状なんですよね。
何故、
大先輩を差し置いて後輩が権力を持っているのか調べてみました。
吉本興業の3つの派閥
- 大阪吉本(元々の拠点)…大御所がいるところ
- 東京吉本①(大阪から東京)…ダウンタウン
- 東京吉本②(東京組)…ナイナイ・加藤浩次
基本的には大阪吉本の大御所はあまり意見を出すことはないそうです。
勿論大御所の中には田中カウスさんのように意見を述べる人もいるようですが、力があるかは別の話。
代表取締役会長「大崎さん」と社長である「岡本さん」はダウンタウンのもとマネージャー。
これは有名な話ですよね。
中でも役員と松本人志さんは繋がりも深く、意見もしっかり言える立場にあります。
会長・社長に意見出来るなんて中々普通の会社ならすごい事ですよ!
一方、東京吉本②は東京NSC出身者が多いので力はさほど無いようです。
大阪NSCの16期生と東京NSCの1期生が同期。
内部の派閥はあれど権力を持っているのは圧倒的に
大崎政権のメンバーですね。
この事からも、大御所よりも中堅どころのメンバーが序列上位と言えるのでしょう。
吉本興業と明石家さんま
先ほどから名前が挙がっている明石家さんまさんは契約内容が他の人と違います。
吉本興業の中に居ながら
独立している…
つまり、マネージメントは吉本でするが仕事はさんまさん自ら選ぶ権利がある!と言う事です。
他の人とは違う契約体制なんですね。
明石家さんまさんが売れっ子だった時、吉本のやり方に嫌気がさして辞めると言い出したそう。
それは困る!と吉本の最高幹部が出て来て話し合い、今の形で落ち着いたようですよ。
別会社のようなものなので、吉本に余程の事が無い限り意見はしないでしょう。
ただ、芸人の成功者として力があるのは間違いないようですね。
吉本興業とは
日本から海外まで地域は幅広く、多岐にわたるジャンルに対してプロデュース力を発揮している会社です。
吉本=芸人のイメージの人も多いのではないでしょうか。
実際にはアイドルやeスポーツ選手のプロデュースもやっているんですよ。
吉本興業の歴史
- 明治大正初期(1912年)…寄席(漫才などをする劇場)経営が始まる
- 1917年…寄席の買収などをし、チェーン化などを経て「吉本興行部」と正式に名乗る
- 1966年…笑福亭仁鶴さん(吉本最強BIG3)がラジオのパーソナリティとして人気沸騰
- 1982年…吉本総合芸能学院(NSC)開校
※この時の1期生にダウンタウンがいる
- 1985年…明石家さんまが「好きなタレント調査」で1位を取り始める(通算12回)
- 1995年…東京吉本NSC開校
- 2019年…大崎洋さんが代表取締役会長に就任
まとめ
- 吉本興業芸人の序列は会長大崎さんに近いメンバーで出来ていた
- 吉本興業芸人で一番芸歴が長い大御所は「西川きよしさん」
- 明石家さんまさんは吉本の中でも独立している
- 吉本興業は幅広い分野でプロデュース力を発揮している歴史ある企業