ニュートン(英: newton、記号: N)は、 国際単位系 (SI)における力の単位。1ニュートンは、1 kgの質量を持つ物体に1 m/s2の加速度を生じさせる力である。名称は古典力学で有名なイギリスの物理学者アイザック・ニュートンに因む。
つまり、ニュートンが低ければ低いほど衝撃や体重を受けやすく沈む傾向にあり、ニュートンが高ければ高いほど反発すると考えられます。
マットレスおすすめ5選
ここでは、5種類におけるそれぞれの特徴と理由についてご紹介します。
1、エアウィーヴ
エアウィーヴのベッドマットレスのなかでも基本性能はそのまま、そして手に入れやすい価格で快眠を体感できるのが「エアウィーヴベッドマットレスS01」です。
中材(エアファイバー®)は一枚を通して均一で、どのサイズにも同じ厚さを採用しているといった特徴があります。
エアウィーヴのベッドマットレスS01は復元性(体重を押し返す力)が高い特徴から、寝返りが楽に打てるのが魅力です。
シングル
セミダブル
ダブル
クイーン
サイズ(横×縦)
100cm×195cm
120cm×195cm
140cm×195cm
160cm×195cm
厚さ
18cm
重さ
17㎏
20.5㎏
24㎏
27.5㎏
硬さ(ニュートン)
記載なし
価格(税込)
110,000円
126,500円
143,000円
159,500円
素材
カバー:ポリエステル100%
パッド:ポリエステル100%
中材(エアファイバー®):ポリエチレン100%
特徴
いずれもエアファイバー®約15cm厚使用
マットレスを使用すると家族の寝相が気になりますが、S01は安定した寝心地が続き朝まで熟睡できます。
優れた体圧分散効果もあるので体に負担がかかりにくく、就寝中はもちろん起床時のすっきりとした目覚めに驚く利用者も多いです。
いずれもエアファイバー®約15cm厚を使用しているものの通気性に優れた性質なので、夏は蒸れにくく冬は暖かいといったマットレスには欠かせない機能も魅力です。
カバーの中はいつでも気軽に丸洗いできるので、臭いや汗、湿気などが気になるときは洗濯していつでもきれいを保つことが可能です。
2、コアラマットレス
「コアラマットレス」は、オーストラリアを中心に人気の高いマットレスです。
日本でもTwitterやInstagramといったSNSで取り上げられたことで、一人暮らしをはじめとしたさまざまな層に注目を浴び、高い人気があります。
コアラマットレスにはシングルからクイーンまでの4種取り扱いがあり、いずれも1~3層まで硬さが異なります。
シングル
セミダブル
ダブル
クイーン
サイズ(横×縦)
97cm×195cm
120cm×195cm
140cm×195cm
160cm×195cm
厚さ
23cm
重さ
18.1㎏
22.4㎏
26.1㎏
29.9㎏
硬さ(ニュートン)
1層70N|2層120N|3層200N
価格(税込)
69,000円
79,000円
89,000円
99,000円
素材
表面:ポリエステル 65%、テンセル™リヨセル繊維 35%/側面・背面素材:
ポリエステル 100%/芯材:ポリウレタンフォーム
特徴
低反発・高反発を組み合わせた3層構造
体があたる1層目は70Nと柔らかい感触で、ふわふわと包まれるような寝心地が魅力です。
2層は普通ほどの硬さにあたる120Nで、床やベッドに触れる3層目は200Nと硬め。
このことから、ふわっとした寝心地があるものの、2~3層にかけて硬い感触なので底付き感がなく、安定した寝心地が続きます。
なお、それぞれ硬さが異なるのは高反発と低反発の2種類が取り込まれているため。
これにより、就寝中の肩と腰の負担を軽減するといったメリットがあります。
誰が横になっても沈み込む感覚や底付き感がないので、いつでも誰でも安定した体勢で熟睡可能です。
Amazonランキングベッドマットレス売れ筋ランキングで1位、そして楽天のインテリア・家具・収納ジャンル賞も受賞していることから、コアラマットレスは多くの方が快眠を手に入れたマットレスです。
コアラマットレスがおすすめの人
3、雲のやすらぎプレミアム
一般的な敷布団に比べて「耐久性」に大きな違いのある「雲のやすらぎプレミアム」は、マットレスの中心に高反発ウレタンを配合しています。
これにより、耐久性が高くへたりにくいというのが特徴です。
雲のやすらぎプレミアムの耐久性については、日本の第三者機関に依頼し80,000回の耐久試験をクリアしています。
シングル
セミダブル
ダブル
サイズ(横×縦)
100cm×200cm
120cm×200cm
140cm×200cm
厚さ
17cm
重さ
7㎏
8.4㎏
9.8㎏
硬さ(ニュートン)
1,2,4,5層やわらかめ|3層150N
価格(税込)
46,780円
56,780円
66,780円
素材
高反発ウレタン
特徴
やわめ~硬めの5層構造
80,000回圧縮し、へたりを感じた部分はなんと全体の約0.1%。
雲のやすらぎプレミアムは長期間使用しても99.9%復元することが実証され、へたりを感じさせないマットレスと認められました。
このような厳しい基準をクリアしたことから、他のマットレスと耐久性が大きく異なるとされています。
ただ、へたりを感じさせないマットレスだと全体的に硬く感じ、寝心地が気になる人も多いでしょう。
雲のやすらぎプレミアムは新クロスクラウド製法を導入しています。
体圧を点で支えつつも高反発力で押し返す仕組みなので、就寝時に一番負荷が掛かる腰を軸にふわっとした寝心地が体感できるでしょう。
つまり、耐久性が高くても寝心地は包まれるような安心感があるのです。
雲のやすらぎプレミアムがおすすめの人
4、モットン
「モットンマットレス」は寝返りを多く打つ方をはじめ、腰痛が気になる方におすすめです。
また、モットン独自の自分好みの硬さから選べる特徴は、利用者にとってうれしい魅力のひとつでもあります。
モットンマットレスは、硬すぎずやわらか過ぎずといったちょうど良いバランスに定評があり、背中や腰、お尻など沈みやすい部分もしっかりと支えられるような寝心地です。
シングル
セミダブル
ダブル
サイズ(横×縦)
97cm×195cm
120cm×195cm
140cm×195cm
厚さ
10cm
重さ
7.5㎏
9㎏
10.7㎏
硬さ(ニュートン)
140N|170N|280N
価格(税込)
39,800円
49,800円
59,800円
素材
ウレタンフォーム
特徴
通気性・耐久性が高い
体の凹凸にフィットする感覚に定評もあることから、万人受けするマットレスと言えるでしょう。
マットレスカバーはベロア素材なので、ツルツルと安心感のある肌触りも快眠を誘います。
体圧分散に優れたマットレスであることから、どのような寝相でも正しい睡眠姿勢をキープします。
体を均等に持ち上げる力に優れており、起床時の腰痛や背中の痛みが解消されるのも大きな魅力と言えるでしょう。
うつぶせ寝の場合はやや腹部に硬さを感じますが、これは腰やお腹、お尻などをしっかり支える硬さがあるためです。
うつぶせ寝が多い人は、仰向け寝か横向け寝で寝ることをおすすめします。
なお、横向きで寝る癖のある人にはやや腰回りが窮屈に感じる可能性があるので、60kg以下の女性が使用するときは140Nを検討しましょう。
140Nだと硬さを感じる方もいますが、使い慣れればマットレス全体が体になじみはじめます。
購入後は2週間ほど使ってみると良いでしょう。
モットンマットレスは3種類のニュートンから自分に合った硬さを選べます。
公式サイトでは体重に最適な硬さを紹介しているので、好みのマットレスをスムーズに選びやすいでしょう。
モットンマットレスがおすすめの人
5、ラクダマットレス
「ラクダマットレス」は、横向き寝の際の圧迫による肩の痛みを軽減するために開発された新感覚マットレスです。
独自開発によって誕生した凹ポケットで体圧が分散され、就寝中に抱えやすい肩の痛みを解消します。
肩凝りや肩の痛みなど、就寝中や起床後に感じやすい痛みに特化して開発されたラクダマットレスは、横向き寝によって肩が収納される凹みポケットを導入。
シングル
セミダブル
ダブル
サイズ(横×縦)
97cm×198cm
120cm×198cm
140cm×198cm
厚さ
12cm
重さ
記載なし
硬さ(ニュートン)
1層180N|2層230N
価格(税込)
96,700円
111,770円
121,200円
素材
高密度・高反発ウレタン
特徴
50日間の返金保証付き
就寝中に起きていた沈みや体圧から肩を保護することで、血流の改善・肩凝り・痛みを解消します。
ラクダマットレスは、横向きによる首や肩の圧迫を軽減するために開発された新機能マットレスです。
マットレスにラクダのコブのようなくぼみによって、首や肩の負担をなくし、より快適な睡眠をサポートします。
到着したその日から熟睡できるよう、利用者の細部まで考えたことからセット販売のみの取り扱いなのです。
マットレスにはセンターマットも導入しているので、左右に寝返りを打っても違和感なく快適な睡眠を促します。
アスリートや体格の大きい人、ぽっちゃり体型の人のほか、パソコンを使う仕事に就く方や高齢の方にも定評があるので、これらに該当する方にはラクダマットレスがおすすめです。
ラクダマットレスがおすすめの人
マットレスの選び方と知識
ここまでマットレスを紹介しましたが、そもそもマットレス選びにおいては選び方や知識がなければ失敗を招く可能性が高いです。
ここではマットレスの選び方と知識についてご紹介します。
自分を含め、一緒に寝る家族に合った最適なマットレスを選びたい方は、各項目を視野に入れながら検討を進めましょう。
マットレスのサイズ
マットレスのサイズは大きく分けて7種類あります。
どのようなシーンで使うのか、何人でマットレスを使うのかなどを軸に検討すると、自分や家族に合ったマットレス選びができるでしょう。
サイズ
横×縦
特徴やおすすめの人
セミシングル
80cm~90 × 195cm
シングル
97cm × 195cm
セミシングル
120cm × 195cm
ダブル
140cm × 195cm
ワイドダブル
150cm × 195cm
クイーン
160cm × 195cm
キング
180cm × 195cm
なお、マニフレックスにはメッシュウィング(三つ折りタイプ)にシングルロングがあります。
97cm×210cmと縦に長い特徴なので身長が180cm以上ある方、かつ一人暮らしで使う場合に視野に入れると良いでしょう。
マットレスの種類
マットレスの種類についても押さえておきましょう。
大きく分けて以下の4種類があります。
それぞれの特徴を照らし合わせながら、使用環境や好みに合わせたマットレスを選びましょう。
種類
特徴
スプリングタイプ
ウレタン・樹脂素材タイプ
高反発ファイバータイプ
ラテックスタイプ
マットレスの高反発と低反発の違い
マットレスには「高反発」と「低反発」があります。
上述したウレタン・樹脂素材タイプに多く見られるこの2つが持つ特徴は以下のとおりです。
いずれも反発力やフィット感に大きな違いがあることが分かります。
高反発
低反発
ただ高反発はフィット感が低いので、人によっては硬い印象があり寝にくさを感じることも。
一方、低反発も沈むほど柔らかい特徴から、フィット感に長けているものの寝返りしにくいといったデメリットがあります。
寝心地の良さは人によってさまざまです。
たとえば、体が大きく腰やお尻が沈んでしまうことで起床時に腰痛を感じるといった方であれば、高反発マットレスをおすすめします。
高反発によって全身の体圧分散がスムーズに行われるため、理想的な寝姿勢を維持しながら熟睡が可能です。
一方、一般的な体型で包み込まれるようなフィット感を求める方は低反発マットレスが良いでしょう。
ふわっ、もちっとした質感によって心地良い睡眠を楽しめます。
なお、エムリリーでは「優反発タイプ」のマットレスを販売中です。
優反発とは低反発と高反発の中間に位置する反発力で、柔らかすぎず硬すぎずといった特徴があります。
下層は高反発になっているので底付き感がなく、適度な硬さを維持しながら熟睡できるでしょう。
マットレスの硬さと柔らかさの違い
マットレスと一口に言っても、硬さや柔らかさに大きな違いがあります。
これはニュートン(マットレス公式サイトでは主に「N」と表記することが多いです)が深く関係しています。
ニュートンについての解説は以下のとおりです。
たとえば、エムリリー「スマートフォーム優反発3つ折りタイプ」の硬さでいうと「1層70N」「2層120N」「3層200N」といった表記です。
この場合、直接体にあたる部分はやわらかく、マットレスの中央は普通の硬さであり、床に設置する3層ではしっかりと硬いことが分かります。
つまり、やわらかい感触を感じながらも底付き感のないマットレスと考えられるでしょう。
このように、マットレスには柔らかさや硬さが大きく異なるものが多く販売されているので、寝姿勢や就寝中の体勢、好みや翌朝の体のコリなどを踏まえながら選ぶと良いでしょう。
マットレスと敷布団の違い
マットレスと敷き布団の違いは内部構造です。
マットレスの多くはスプリングやウレタンなどを含んだものが多く、立てかけたりすのこを引いたりしながら通気性を保ちます。
一方、敷き布団は木綿やポリエステルを軸としたやわらかい素材でできているため、マットレスに比べて薄く、収納しやすいといった点が特徴です。
マットレスは一枚敷きであることが多く、大きいサイズになるにつれてスペースを取ります。
ワンルームなどの限られた空間で使用するとマットレスを中心とした生活になるため、圧迫感のある部屋になります。
どうしてもマットレスを使って就寝したい場合は三つ折りタイプマットレスがおすすめです。
三つ折りマットレスであれば使用に合わせて収納できるため、部屋の広さを維持しながら快適な睡眠時間も確保できるでしょう。
マットレスの寿命が伸びる手入れ方法
高品質かつ高価なマットレスを購入するのなら、できるだけ長期的に使用したいものです。
いくら返金保証が付いていたとしても、返品や返金の処理に時間や労力が掛かるのなら、自分や家族に合ったマットレスを厳選したうえで購入し、長く使いたいと考えるでしょう。
ここでは、マットレスの寿命が伸びる手入れ方法についてご紹介します。
いつまでも快適な睡眠を維持できるよう、しっかりと目を通しておきましょう。
マットレスの湿気を発散させる
マットレスは熱や湿気がこもりやすいもの。
汗をかきやすい人や家族で使用する場合は、その分だけ熱や湿気がこもります。
マットレスを長期的に利用したいのであれば、湿気を発散させるよう心がけましょう。
起床時に布団を直して外出する方が多いですが、布団をかぶせた状態だと湿気がこもってしまいます。
起床時は布団をめくって湿気を逃がし、持ち上げられるのであれば壁などに立てかけて干すのが望ましいでしょう。
なお、マットレスを取り扱うショップでは、マットレスの下に敷いて通気性を保つ専用マットもあります。
しかし、持ち上げて表裏の換気を行う以上の効果は得にくいので、専用マットを敷いている場合であっても、定期的に換気するよう心がけましょう。
シーツの洗濯・掃除機をかける
マットレスの寿命を伸ばすためには、シーツの洗濯や掃除機をかけるのも効果的です。
シーツは直接人に触れる部分であることから、汚れが付着しているほか、汗や湿気を多く吸い込んでいます。
週に1回はきれいなシーツに取り替えると快適なマットレスを維持できるでしょう。
また、マットレスの内部には目に見えない菌が繁殖しやすいです。
そのまま放置するとカビや臭いの原因につながるので、週1回のペースで掃除機を掛けるのもおすすめします。
近年では、マットレス専用の掃除機を取り扱う家電量販店やネットショップも多いです。
高価で高品質なマットレスを長く使いたいのであれば、マットレス専用の掃除機の購入を検討しましょう。
定期的にローテーションする
マットレスの寿命を伸ばすには、定期的にローテーションして満遍なく使うよう心がけるのも大切です。
1ヵ所に集中するとその部分だけ沈んでしまうため、寝返りが打ちにくいほか、より体が沈む原因になります。
シングルやシングルロングなどであれば自分でも移動できるサイズなので、10日~2週間間隔でローテーションしましょう。
なお、セミダブル以上に大きくなると一人で移動させるのは困難です。
この場合は家族の協力を仰ぎながらローテーションさせましょう。
まとめ
マットレス選びで最も大事なのは、「どこまで体に負担をかけないで眠れるか」ということ。仰向き寝のときは首と腰がゆるやかなS字カーブになっているか、横向き寝のときは背骨がベッドと平行に一直線のラインを描き、しっかりと体圧分散ができているかが重要です。腰が落ち込んだり浮いたりしないか、自分に合ったやわらかさであるかも確かめてください。また、通気性の高さも心地よい寝心地を維持するのに重要です。これらの条件をクリアするマットレスこそが、最も“よいマットレス”と言えるでしょう。マットレスを替えると、1~2週間程度は違和感を覚えることがありますが、自分の体に合う製品であれば、その後は心地よく眠れるはずです。人は一生のうち、約3割の時間を睡眠に費やしていると言われているだけに、マットレスを替えることで睡眠の質を高め、毎日の生活を快適にしていただきたいものです。